2月17日にも医療従事者への先行接種が開始
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アメリカの製薬大手であるファイザーのワクチンが国内承認となり、17日には医療従事者への接種が始まるようです。
ファイザーワクチンを承認 17日にも医療従事者に接種
土肥修一 2021年2月14日 17時27分
米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は14日、製造販売を特例承認した。新型コロナのワクチンが承認されるのは、国内では初めて。17日にも医療従事者への先行接種が始まる。
ファイザーは昨年12月、海外で4万人余りに実施した臨床試験(治験)の結果をもとに、審査を簡略化できる特例承認の適用を求めて申請。1月29日には日本人約160人を対象にした国内での治験データを追加で提出した。今月12日、有識者でつくる厚労省の専門部会が、承認することを了承していた。
海外での治験では、発症率を95%減らす効果が確認された。国内の治験結果でも海外と同様に免疫がついた。副反応については痛みや頭痛、関節痛などがあったが海外と差はなく、重篤なものはなかったという。
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ワクチン接種の対象は、先行する医療従事者ということ以外にも基準があり、欧米と同じく16歳以上になっています。
また、1回目の接種から3週間を開けて2回目の接種が必要で、これは他のワクチン接種と同じですね。
海外での臨床試験では発症率を95%減らすことが確認されていますので、ワクチン接種開始され、医療従事者の方が安心してお仕事ができる環境が整うのは良いことです。
一部ワクチン接種時の副反応として、痛みや頭痛、関節痛があるようですが、インフルエンザワクチンを接種してもこの副反応は出ることがありますので、ある意味では正常な反応と言えるでしょう。
今回輸入されたワクチンは国立病院機構などの100カ所の医療機関分のみであり、その他の医療従事者への接種は3月、高齢者への接種は早くても4月以降とのこと。
少しずつしか進まないワクチン接種ではありますが、日本国内でのコロナ禍終焉に向け、やっと一歩進んだような印象です。
ただ、先日もお伝えいたしました通り、新型コロナウイルスは「逃避変異」しているとの報告もあり、現在のファイザー社のワクチンでは対応できなくなることも十分考えられます。
ワクチンを接種しても抗体ができていない可能性もありますし、まずはしっかりとした感染予防対策が重要です。