新型コロナの検査方法についてまとめます。

PCR検査、抗原検査、抗体検査、違いを解説

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コロナ禍になってしまってから感染しているか否かの判定で行われているPCR検査についてはよく聞かれていると思いますが、簡易検査として行われている抗原検査や、抗体検査などいくつかの検査があります。

 

近頃では検査キットが市販されるなど個人でも簡単に検査できるようになってきました。

 

果たしてこの3種類の検査の違いは何でしょうか?
陰性だったら安心なのか、まとめてみましょう。

PCR検査

新型コロナウイルスの検査として連日ニュースになり、2020年4~6月頃は、PCR検査数を増やして感染者の実数を洗い出さないとコロナ禍は終わらない!なんてことを言われる専門家の方々が多くいらっしゃいましたね。

 

現在は検査数も増え、クラスターが発生した場合でも安定した検査を行えるようになっています。

 

このPCR検査ですが、当時から言われていたのは検査にかかる日数と手間です。

検査数を増やしても、結果を出すための人員が確保できないために数をこなすことが難しいと言われていました。

 

これは、PCR検査がウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させて検出させる検査方法だからです。

検査して結果を出すには、ウイルスを増幅させるという手間と時間が必要であり、その人員確保が難しかったことが検査数を増やせなかった原因となります。

 

PCR検査の結果から分かることと言えば、検査時点で体内にウイルスが存在するかどうかなのですが、その精度については様々な話があり、70%程度というデータもあれば90%程度というデータもあるくらいです。

 

精度についての話は、本来「陰性」だったのに「陽性」と誤判定されるケースはほとんどなく、「陽性」だったのに「陰性」と判定されるものとなります。

 

それでもPCR検査は新型コロナウイルスの検査では最も精度が高いと言われています。


抗原検査

PCR検査では検査数が確保できないときに出てきたのが抗原検査となります。

30分程度で結果がでるのですが、精度がPCR検査よりも低く、速やかな判断が必要な場合などに簡易的な検査方法として用いられています。

 

PCR検査のようにウイルスを増幅させる手間をかけず、ウイルスの抗体を用いてウイルス特有のタンパク質を検出する方法なので短時間で結果がでるわけです。

 

検査として考えた場合、精度よりも結果が出るまでの早さを重視したものなので、出来れば精度の高いPCR検査を利用したいですね。


抗体検査

抗体検査は上二つの検査とは違い、現在ウイルスに感染しているかではなく、過去にウイルスに感染していたかを調べるものになります。

 

体内に抗体が存在するかどうかを調べる検査ですので、現在感染しているかどうかは判断できません。

 

また、ワクチン接種によって形成される抗体にも反応して陽性となりますので、厳密に言えば過去に感染していたかどうかという判断とも違います。

 

現在は日本国内では新型コロナウイルスのワクチン接種は始まっていませんので、抗体検査で陽性だった場合は感染していたと言っても間違いではないと言えます。

 

上記のように、抗体検査については感染の有無を調べる検査ではないことから新型コロナウイルスの検査実施数にはカウントされていません。

PCR検査、抗原検査、抗体検査の違いは上記のようになっています。

 

PCR検査と抗原検査の検査目的は同じで、感染の有無を調べるというものですが、それぞれ一長一短がありますので使い分けをしているような状態です。

 

抗体検査については検査目的が違い、過去に感染していたか、体内に抗体を持っているかを検査するというものなので、別物として考える必要があります。

 

毎日ニュースで新規感染者数の発表が行われていますが、PCR検査と抗原検査による「陽性」者数の数となっています。

上述した通り検査精度の問題があり、「陽性」の方が「陰性」結果となっているのであれば、実際の新規感染者数は10~30%程度上乗せした数字なのだろうと思います。

 

さらに言えば、その上乗せする10~30%の方は新型コロナ陰性として普通に生活されていることになりますので、感染を食い止めるのは生半可な努力ではできないと思い知らされます。

一度感染してしまうと発症するまでの間は日常生活の中で感染の連鎖を紡いでいる状態になってしまう。

 

大切な人を守るために、感染しないための対策と、感染させない生活行動を心がけることが大事です!

気が抜けない日常が続きますが、万全の感染予防対策を!