新型コロナ変異ウイルスの感染拡大を東京大大学院・飯野教授がシミュレーション

100人が感染し蔓延した場合、半年後には一日1万3千人に感染拡大する推計

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2020年12月にイギリスで発表された従来のウイルスの1.7倍の感染力を持つと言われる新型コロナウイルスの変異種について、先日東京大学大学院の飯野教授による感染拡大のシミュレーションが発表されました。

新型コロナ、変異種流入で感染爆発 数カ月後「数人でも危険」 東大教授警告

2021.1.10 20:48

 

 感染力が強いとされる新型コロナの変異ウイルスが国内に流入した場合、数カ月後に爆発的な感染拡大を起こす可能性が高いことが10日、東京大大学院の飯野雄一教授(生物科学)のシミュレーションで分かった。国内では英国と南アフリカの変異ウイルスへの感染が計30人確認され、うち23人は空港検疫で見つかったが、7人は入国後の陽性確認や国内での感染が発覚。飯野氏は「数人の流入でも相当危うい。緊急事態宣言再発令の機会に、感染拡大を確実に抑える必要がある」と警戒を促している。

 

<中略>

 

 飯野氏は従来ウイルスが蔓延(まんえん)した状態で、変異ウイルスが国内に流入した想定で、1日当たりの新規感染者数の推移を分析した。

 

 流入時に従来ウイルス約300人、変異ウイルス10人だった場合、4カ月後に新規感染者数は計約1千人になるが、半年後には約2千人に拡大、この時点で変異ウイルスが従来ウイルスを逆転する。

 

 同じ条件で変異ウイルスが100人で始まった場合には、4カ月後に変異ウイルスが大半を占め、新規感染者が約3千人に、半年後には約1万3千人に膨れ上がることが推計された。

 

 全員が人との接触を50%減らすことで感染を抑制できるが、短期間で止めるとすぐに増加に転じることも判明。十分に抑えるには、数カ月以上削減を継続する必要がある。飯野氏は「変異ウイルスをこれ以上流入させないために、空港検疫の強化を徹底することも重要だ」と強調する。

 

<以下略>

すでに国内での感染者も確認されている新型コロナウイルスの変異種なのですが、空港検疫で発見されなかった方がいらっしゃる事実を考えると、市中感染が進んでいると考えて対応したほうが良いのは間違いありません。

 

現在国内で発見されているのは7名の感染者ですが、実際はもっと多くの方が変異種に感染しているのは間違いないかと思います。

変異ウイルスの感染拡大推計

記事によると、変異ウイルスが10名だった場合でもたった半年で従来の新規ウイルス感染者数を上回り、変異ウイルスが100名だった場合は半年後には1万3千人にまで増えるという、洒落にならないシミュレーション結果となっています。

 

実際にイギリスの新規感染者数のグラフを見てみると、数千人のところから一気に1万人を超え、2020年12月末には一日の新規感染者数は5万人を超えるところまできています。

イギリスの変異種新規感染者数

日本では年末年始のお正月や成人式などイベントが続く時期であり、イベント参加者が例年より減ったとは言えいつもより多くの密が発生したことは間違いありません。

 

医療機関の逼迫もニュースになる中で、政府の対応や自治体の対応だけではなく、個々人の意識をしっかりと感染予防対策に向けないと平穏な日常が訪れることは難しいと考えています。

 

マスクの着用やこまめな手指消毒だけでは新型コロナウイルス感染予防対策としては弱いことは間違いありません。

 

しっかりとした感染予防対策を行っている店舗様をご利用いただくことはもちろんのこと、衣服やバッグなどの除菌にも気を配ってくださいね!