不織布?ウレタン?マスクの素材に注目が集まっています!

ドイツでは医療用マスク着用の義務化を進めているようです。

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世界的な新型コロナウイルスの感染爆発により、日本国内でもマスクの着用は進んでいるのですが、2020年のマスク不足のときから言われていた「素材」による飛沫カット率の違いについて、再燃の動きがあります。

マスク素材と言えば、「不織布」・「布」・「ウレタン」の3種類がありますが、みなさんはどのようなマスクをご利用でしょうか。

不織布マスク
布製マスク
ウレタンマスク

不織布マスク(写真左)は薬局等でひと箱に数十枚入りで販売している一般的なものになります。

鼻に当たる部分にワイヤーが入っていたり、全体的に折り返してあるので伸ばして鼻からあごまでカバーできるものがほとんどになります。

 

「不織布」という言葉からもわかるように、縦糸と横糸によって織っていない、繊維を圧縮して布状に形成したものですので、隙間が少なく飛沫を防ぎやすいのが特徴です。

スーパーコンピューター「富岳」によるシミュレーションでも、多くの飛沫をカットしているのが分かりました。

 

布製マスク(写真中央)は不織布マスクが品不足で手に入らなくなった際に流通し、安倍政権時には各家庭に配られて「アベノマスク」と揶揄されることもありました。

市販されているガーゼ製のものや、余った布で個人的に作成したマスクなどありますが、手洗いして再利用することができるのが特徴です。

織られた布製で隙間も大きいので、不織布に比べると飛沫のカット量は少なくなります。

 

ウレタンマスク(写真右)は色とりどりなおしゃれマスクのイメージがありますが、一応マスクとしての効果はあります。

梱包材などにも使用されている素材なので、イメージしやすいかと思いますが、無数の穴が開いていて柔らかく伸縮するので付け心地は良いのですが、呼吸も苦しくならないほどの穴が開いている薄いマスクですので、飛沫のカット量は3種類の素材の中では最も低いです。

 

実際にこちら3種の飛沫カット量を比較した場合、下記のようになります。

不織布マスク

  吐き出し飛沫量:約80%カット
  吸い込み飛沫量:約70%カット

布製マスク
  吐き出し飛沫量:約66~82%カット
  吸い込み飛沫量:約35~45%カット

ウレタンマスク
  吐き出し飛沫量:約50%カット
  吸い込み飛沫量:約30~40%カット

吐き出し飛沫量を見ると不織布マスクに対して布製マスクは健闘していますが、ウレタンマスクの50%は低すぎますね。

また吸い込み飛沫量については布製マスクとウレタンマスクに大きな違いはなく、半分もカットできていません。

 

不織布マスクをつけた人同士でしゃべった場合、それぞれが吸い込む飛沫量は約6%に抑えられます。

 

不織布マスクをつけた人とウレタンマスクをつけた人が会話した場合を単純に計算すると、不織布マスクをつけた人がしゃべったときにウレタンマスクをつけた人が吸い込む飛沫量は約12%となり、ウレタンマスクをつけた人がしゃべったときに不織布マスクをつけた人が吸い込む飛沫量は約15%となります。

不織布マスクをつけた人が損しているような状態ですが、それだけウレタンマスクをつけている人の吐き出し飛沫量が多いのです。

 

ウレタンマスクをつけた人同士でしゃべった場合は、それぞれが吸い込む飛沫量は約30%となり、かなりの量の飛沫を吸い込むことになります。
マスクをしていないよりは良いのですが、感染拡大抑止の観点からみるとお粗末と言わざるを得ません。

 

もちろん、ウイルスに感染していなければ何の問題もないのですが、いつどこで感染してしまっているか分からないご時世ですので、細心の注意を払うことが重要になってきます。

その流れの中で、不織布マスクが安価で潤沢に入手できることもあり、人がいる場では不織布マスクの着用を推奨する流れが再燃しているようです。


この傾向は日本だけにとどまらず、欧州ドイツでも同様の流れがきています。

ドイツ、公共交通機関で布マスクNG 医療用を義務化へ

2021年1月20日 9時55分

 

 ドイツのメルケル首相は19日、各州首相との会議で、新型コロナウイルス対策の強化で合意した。買い物時や公共交通機関では布マスクの使用を認めず、医療用マスクの着用を義務づけ、企業には可能な限り在宅勤務を求める。店舗や学校などの閉鎖は1月末までの予定だったが、少なくとも2月14日まで延ばすことにした。

 

<中略>

 

 今後、全ての市民に可能な限り自宅にとどまるよう求めたうえ、店や電車・バスなどの中では、米国の規格「N95」に相当する欧州規格「FFP2」やサージカルマスクなど医療用マスクの着用を義務化する。

 

<以下略>

上記のように、ドイツでは不織布マスクでありさらに隙間の小さいサージカルマスクなど医療用マスクの着用を義務化するように動いています。

 

イギリスで見つかった感染力が強い変異株の感染者がドイツでも発見されていることもあって、すぐにでもできる感染抑止対策を行っているのですが、医療用マスクが品薄にならないことを願うばかりです。

 

不織布マスクを利用していたら新型コロナウイルスに感染しないということではありませんが、感染抑止のための最善の選択ではあると考えています。

 

弊社のメイン事業となる消毒・除菌・抗菌施工では補えない飛沫感染の対策として、みなさまも不織布マスクをご利用ください!