トンボやセミなどの昆虫の羽が新型コロナウイルスにも効く可能性

表面のとても小さな鋭い突起が近づいた細菌を刺して物理的に破壊

いつも弊社ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

トンボやセミなどの昆虫の羽の構造にすると抗菌効果があると言われており、
やはり懸念は虫だということと本当に効果があるのかということが不安視されていますが、注目度もかなり高いようです。

トンボの羽ヒントに抗菌技術を開発、ウイルスにも効果
2021-05-19-07:00

化学物質に頼らず、細菌やカビを物理的な攻撃でやっつける。
大阪ガスの関係会社で委託研究を専門とするKRI(京都市、川崎真一社長)が開発したのは、こんな技術だ。
開発のヒントになったのは昆虫の羽。新型コロナウイルスにも効く可能性があるという。

トンボやセミの中には羽に抗菌作用を持つものがいる。化学的な成分を含んでいるわけではない。
表面にわずか数百ナノメートル(ナノは10億分の1)のとても小さな鋭い突起がいくつも並んでいて、近づいた細菌を刺すことで物理的に破壊する。

KRI研究員の吉川弥(わたる)さんは、「トンボの羽の構造を生活の中にも応用できれば、水回りなどのやっかいな菌の繁殖を防ぐことができるのでは」と考えた。
課題は微細構造をどうやってモノにつけるか。これまで微細構造を加工したシリコンで抗菌作用が実証されているが、実用化するには加工コストなどへの懸念があった。

<以下略>

トンボやセミなどの昆虫の羽に科学的成分を含む抗菌作用があるのはわけではなく、
表面のわずか数百ナノメートル(ナノは10億分の1)のとても小さな鋭い突起がいくつも並んでおり、
近づいた細菌を刺すことで物理的に破壊することが抗菌作用があるのだと言われています。

しかし、課題は記事にも記載されていますが、微細構造をどうやってモノにつけるか、
これまで微細構造を加工したシリコンで抗菌作用が実証されているが、実用化するには加工コストなどの懸念がありました。

その後、アルミ材の後からの付着やコスト自体を抑え、開発された液剤で抗菌効果を確認したところ、
細菌(大腸菌)は1時間で99.9%が殺菌され、カビ(黒カビ)についても60日間、成長が長期的に抑制されることがわかりました。
今後はプラスチック材などでも試し、コロナウイルスに向けても効果を実証中とのことです。

まだまだ実証実験中なので、そのような構造の物が発売されるかわかりませんが、
もしも臨床試験や治験などで効果が出た場合、この記事を思い出していただけると幸いです。