コロナ自粛で外出を控えていらっしゃる方への注意喚起

生活習慣病の悪化や筋力低下に注意が必要

いつも弊社ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

緊急事態宣言は解除となりましたが自治体による自粛要請は相変わらず続いています。

3密(密集、密接、密閉)を避けるという感染症対策は今や常識となっていますが、3密を避けるための一番の方法として、出来る限り自宅から出ないように心がけていらっしゃる方も多いと思います。

実際に「不要不急の外出は避ける(ステイホーム)」よう自治体からお願いも出されていましたので、しっかりと守っていらっしゃる方は多いのは間違いないかと思います。

これに対して真っ向から異論を唱える記事がありましたのでご紹介したいと思います。

長生きをしたければ「コロナが心配だから」と外出を控えてはいけない
3/24(水) 9:16配信

新型コロナの発生から1年での累計死亡者数は約8500人。これは毎年2万人という自殺者数の半数以下だ。長尾クリニック院長の長尾和宏さんは「新型コロナより、自殺の増加や生活習慣病の悪化、がんの発見が遅れるなどのコロナ関連病のほうが100倍心配だ」という――。

 ※本稿は、長尾和宏『コロナ禍の9割は情報災害 withコロナを生き抜く36の知恵』(山と渓谷社)の一部を再編集したものです。

■長引く自粛生活により日本中の生活習慣病が増えている現実

 コロナ太りやコロナうつ、コロナ疲れ……といった言葉がささやかれるように、今、日本中で生活習慣病や心の病気が悪化しています。それは紛れもない事実です。

 私のクリニックでも、しばらく顔を見ていなかった患者さんが、糖尿病や高血圧といった持病をずいぶん悪化させて来院されることが多々あります。

 アルコール依存、ニコチン依存、ゲーム依存、スマホ依存といった依存症も増えています。コロナ禍で仕事を失い、昼間からお酒に手が出るようになって、アルコール依存症で歩けなくなり、在宅医療を受けることになった患者さんもいます。まだ40代のアルコール依存症の方を、在宅医療で診ることになるとは思ってもいませんでした。

 また、年輩の方のフレイルも急速に進行しています。

 フレイルとは、虚弱のこと。要介護、要支援の手前の状態です。「フレイルを予防して健康寿命を延ばそう! 」と国も力を入れていましたが、残念ながらコロナ自粛で家にこもっているうちに、筋肉が落ちて、ヨボヨボになっていく人が増えているのです。

<中略>

 これらはすべて新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)という病気そのものが引き起こしたことというより、ステイホームを強いられたこと、「新型コロナは怖い! 」と煽るマスコミが恐怖を植えつけたことなどによる人災です。

<以下略>

反コロナの方がつぶやいている様なレベルの話ではなく、医師の経験から導かれる見解を述べられています。

新型コロナが日本に入ってきて以降、テレビや新聞など多くのメディアでは政府や自治体によるコロナ対策を喧伝していましたが、とても恐ろしい感染症だというイメージを植え付けてしまったことは間違いないと思います。

その為、過度の自粛をしてしまい、持病が悪化しても病院に行くことを躊躇ってしまった方が多くいるとのことです。
確かに病院での感染症対策の大変さを見せられ、防護服を着て対応する姿や院内の消毒洗浄などを見せられていたら怖くなってしまうことは理解できます。

また、日本では毎年のように自殺者の数が話題になりますが、実は平成21年以降は減少し続けていました。
しかし、コロナが蔓延した2020年は11年ぶりに増加しています。

コロナうつやコロナ疲れなどの言葉が生まれる程の制約が多い暮らしを強いられ、またコロナによって働く先がなくなってしまったり、内定を取り消されたりなど経済的なダメージも大きく、直接的な原因ではないにしても自殺を選んでしまう人が増えています。

このような心的な問題以外にも、自粛生活による筋力の低下や、人と会わない、話さないために認知機能の低下も問題になっています。

自粛生活を続けることによって、がんなどの病気の発見が遅れてしまうことにも言及されていますが、がんの手術数が減っていることにも触れており、受診や健康診断でさえ自粛していらっしゃる方が多くなっているのではないかと心配されています。


コロナを恐れるあまり、不要不急ではなく、必要で急を要することがあっても外出を自粛している方が多くいることに触れ、コロナ感染よりももっと死亡率が高い多くの病気も気を付けなければならないと言われています。

病気ではなくても、外出しないことによる筋力低下にも注意が必要で、要介護ともなればご自身だけではなく周囲の方にも影響が出てしまいます。

『長生きをしたければ「コロナが心配だから」と外出を控えてはいけない』という記事タイトルは煽りではなく、医学的な知識と経験を踏まえた金言なのです。

もちろん、コロナウイルスに感染してもいいと言われている訳ではありません。
コロナに感染しないように何でも自粛すべきという風潮に一石を投じているのであり、感染予防対策は必要です。

長生きをするには病気の早期発見、筋力を保つなど、健康な体を維持することが大切になってきます。

直接的ではないにしても、コロナによって奪われる命をできる限り減らせるよう多くの情報を入手してください。
これまで体験したことのない生活を送っていますが、ニューノーマルとしてもっと変化していくのだろうと思います。

感染予防対策を万全に行うことは、生活の質を上げることにもつながっています!