新型コロナワクチンの接種でアナフィラキシーの発生が日本で多い理由は?

海外との発生頻度はどこに差があるのか

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日本でファイザー社製の新型コロナワクチンが2021年3月11日までに約18万回接種されていますが、
効果があると言われている中で、やはり気になるのは副作用の有無ですよね。
そこでそのような方々に向けて気になる記事が出ていました。

日本でアナフィラキシーの発生が多いのは「体が小さい」から? ―海外との発生頻度に差がある理由 2021/05/28

日本でファイザー社製の新型コロナワクチンが2021年3月11日までに約18万回接種さました。
そのうち、アナフィラキシーが起きたのは37件と報告されています。

これは100万回あたり204件という発生頻度になり、
欧米からの報告である100万回あたり4.7件と比べると多いということになります。

また、発症者は女性に多いことからも、世間では「体が小さいと体重あたりの薬の量が多くなって発生しやすくなるのでは?」など、さまざまな意見がとびかっています。
なぜ日本と諸外国とで発生頻度に差が出ているのかについて、峰宗太郎先生(米国国立研究機関 博士研究員)に解説していただきました。

アナフィラキシーの発生に関して、体が小さい、大きいなどの「体格」は基本的に関与しないと考えられています。
これはアナフィラキシーの発生頻度とワクチンの体重あたりの量に相関性が認められていないからです。

そもそもアナフィラキシーは、体に異物が入った際に免疫が反応することによって生じる免疫の反応です。
ハチに刺されたり、ヘビにかまれたりすることでも免疫が過剰に反応して生じるもので、たとえ異物の量が少量であってもアナフィラキシーを起こす可能性があるのです。

もちろん、ある一定量までは異物の量に応じてアナフィラキシーになる・ならないということはありえます。
しかし一定量を超えた場合、それ以上に多く体に入ったからといって発生頻度が高まったり、反応が強くなったりするということは考えにくいです。

<以下略>

記事に書かれている通り、アナフィラキシーの発生については体に異物が入った際に反応する免疫反応で、 たとえ異物の量が少量であってもアナフィラキシーを起こす可能性はあります。

また日本でアナフィラキシーが多い理由は、まだ明らかになっていませんが、
日用品に使用されている「ポリエチレングリコール(PEG)」が原因ではないかと言われています。

「ポリエチレングリコール(PEG)」とは医薬品や家庭でつかわれる製品に広く使用されている物質です。
たとえば、下剤の成分でもありますし、抗菌薬などの錠剤の約30%に含まれていて、注射の薬品や化粧品の粘度をあげるために使用されています。

そんな「ポリエチレングリコール(PEG)」ですが、上記にも記載したように化粧品に使われていることが多いため、
アナフィラキシーを起こす方の男女比を見てみると、日本でも欧米諸国でも女性のほうが多いと言われています。

ここまで原因が分かれば「ポリエチレングリコール(PEG)」に気をつけておけば、
少しでも多くの方々がアナフィラキシーを防ぐことができる可能性が上がるかもしれませんね。